毎日渡っている橋が、
なぜ突然崩れないのか。
非破壊検査という技術の話
毎日渡っている橋。なぜ突然崩れないか、考えたことはありますか?
これを「非破壊検査(NDT:Non-Destructive Testing)」といいます。
金属の内部には、肉眼では見えない微細なキズや空洞が生じることがあります。そのまま放置すると、長年の使用や振動・温度変化によってキズが広がり、最終的には破断・崩落につながります。
しかし対象物を実際に切ったり壊したりして確認していては、橋も飛行機も使えなくなってしまいます。だから人類は「壊さずに内部を診る」技術を開発してきました。
- 金属内部のキズは外観検査では発見できない
- 破壊して確認すると構造物として使えなくなる
- 稼働中・現役のインフラを止めずに検査できる
- 定期検査により破断・事故を未然に防止できる
私たちの日常を陰で支えるこの技術——次回は、NDTの重要性を歴史的な事故から考えます。